スリット法
植える場所を作ってから移植先に、毛包を入れる切れ目を作ります。
作る
毛包を入れる
頭皮に小さな切れ目を作り、ピンセット(鉗子)で毛包をつかんで入れます。切れ目を作る工程と、毛包を入れる工程が分かれています。
HOW IT WORKS
二つの方法は、毛包を頭皮に入れる手順が異なります。
先に、毛包を入れる切れ目を作ります。
頭皮に小さな切れ目を作り、ピンセット(鉗子)で毛包をつかんで入れます。切れ目を作る工程と、毛包を入れる工程が分かれています。
切れ目を作ると同時に植えます。
毛包に合った太さの針を選び、その中に毛包を装着します。医師が植える位置・角度・深さを決めて針を入れ、毛包をその位置に残して針だけを抜きます。
ここでは、あらかじめ作ったスリットにピンセットで毛包を入れる方法と、先端の鋭い針を備えた植毛器で直接植える方法を比較しています。あらかじめ作ったスリットに、植毛器を使って毛包を入れる方法もあります。
SLIT VS IMPLANTER
ピンセットで毛包をつかみ、あらかじめ作った切れ目に押し込む際、圧力で毛包がつぶれたり、先端が折れ曲がったまま入ったりすることがあります。その過程で毛包の重要な部分が傷つくほか、予定していた角度や方向がずれる可能性もあります。
針が毛包を包んだ状態で頭皮に入ります。毛包を直接押し込むときに生じる圧迫や折れ曲がりを減らし、狙った深さや方向に置きやすくなります。
同じ方から採取した毛包でも、太さや長さ、周りに付いている組織の量は異なります。こうした違いを十分に考慮せず、先にスリットをいくつも作っておくと、後から入れる毛包と切れ目の大きさが合わないことがあります。
ピンセットが入る分のスペースも確保しようと切れ目を広げると、毛包を入れるのに必要な大きさを超えることがあります。余分な切開は、周囲の組織の損傷や出血を増やす可能性があります。
私は毛包に合った植毛器の針を選び、植える部位を直接見ながら深さと角度を調整します。必要な大きさの切れ目を作ると同時に植えることで、毛包を入れる場所を必要以上に広げないようにしています。
先にスリットを作ると、植える位置と基本的な間隔が決まります。毛包を入れた後で、一部の間隔が広い、密度が足りないと感じても、すでに作った切れ目を別の位置へ動かすことはできません。
あらかじめ作った場所をすべて埋めた後、さらに隙間を埋めるには、切開を追加する必要があります。その際には、既存の切開との間隔や、周囲の組織・血流を改めて考慮しなければなりません。最初から植えながら次の位置を調整する場合とは、この点が異なります。
私は、すでに植えた毛包の位置と実際の間隔を見て、次に植える場所を決めます。ヘアラインの方向を合わせるときも、元の髪の間で薄く見える部分を補うときも、同じように調整しています。
DENSE & LARGE-SESSION IMPLANTATION
私は、高密度・大量植毛でこそ、植毛器は毛包の損傷を減らし、安定して植えるうえで有利だと考えています。
移植する毛包が多いほど、一つひとつの扱いが重要です。密に植えるときは毛包を保護するだけでなく、切開の大きさや毛包同士の間隔も細かく合わせる必要があります。
植毛器では、この三つを植える過程で同時に調整できます。針の中で毛包を保護し、毛包に合った切れ目を作り、実際に植えた間隔を見て次の毛包を配置します。
そのため、多くの毛包を植える手術でも、私は一つひとつの大きさや方向、間隔を最後まで確認します。頭皮の血流と状態を見ながら、毛包がしっかり定着できる範囲で、必要な密度に調整しています。
こんにちは。
清潭モテンシャル医院のイ・インジェです。
ヘアラインを描くときから、どの毛包を、どこに、どの方向で植えるかを考えています。実際に植えるときも、毛包の大きさと周囲の髪を見ながら、位置と間隔を調整します。
だから私は、デザインから採取、植え付けまで直接行っています。一日にお一人の手術を行い、植えている間も、髪の方向と間隔を確認し続けます。
植毛器を基本にしていますが、必要に応じてスリットも併用します。先に植えた毛包が繰り返し押し出される場合には、あらかじめ切れ目を作ってから植毛器で入れることもあります。患者さまの頭皮と毛包の状態を見ながら、私が判断します。
QUESTIONS
植毛器は、移植中の圧迫や折れ曲がりを減らし、毛包が定着しやすい条件を整えます。ただし、生着率は器具だけで決まるものではありません。毛包の採取・保管・装着の過程、頭皮の状態、医療チームの熟練度も重要です。
そうではありません。スリット法でも、毛包の大きさに合わせて切開を調整し、慎重に入れることで、こうしたリスクを減らせます。私が植毛器を基本にしているのは、毛包を保護しながら切開と植え付けを同時に行い、実際に植えた状態を見て次の位置を決められるからです。
はい。相談、デザイン、毛包の採取、植え付けまで、私が直接行います。毛包の準備や植毛器への装着はチームで行い、実際に頭皮に植えるのは私です。